プリントとアイテムについて

インクジェットプリント
大型の布用プリンタを使いTシャツにデジタルデータをダイレクトにプリントする手法です。Hoimiでは、デザイナーの多様な表現力に一番対応できるこのインクジェットをほぼ全ての商品で使用しています。
Hoimiでは、第一線のアパレルメーカーが使用するのとまったく同じプリンターを使用しています。また、顔料インクですのでプリント面のごわつきが無く、表面がサラリとした仕上がりになります。
このように使い勝手のよさからプリント手法の主力となりつつあるインクジェットですが、いくつか注意すべき点もあります。
1. 濃色ボディーへのプリント
まず一つは、濃色のボディー(黒、紺、茶など)にプリントすると、ボディーの色にインクが負けて色が載らないことです。
ホワイトインク対応のインクジェットプリンタもありますが、Hoimiで使用しているプリンタは現時点では未対応となっています。 ただし、この欠点を補う方法として、抜染プリントというものがあります(以下"抜染プリント"参照)。
2. プリントの堅牢度
もう一つは、プリントの堅牢度が、従来のシルクスクリーンプリントよりも若干劣るという点です。洗濯を何度も繰り返すと生地になじんだような色合いになっていきます。
3. プリントコスト
あと一つは、コスト面の問題です。インクジェットプリントは従来のプリント手法に比べると生産性の面で劣ります。言い換えれば、一枚あたりにかかる時間と労力が大きいということです。
そのため、プリント業者様の方でもインクジェットプリントの料金設定は割高に設定されているのが現状です。しかしHoimiでは、インクジェットを使用しながらも、抑えた値段で販売することを実現しています。
上記のとおり、インクジェット印刷は ボディーにインクがなじんだような風合い に仕上がります。
シルクスクリーンのようにボディーの上にインクを盛るタイプの印刷方式とは異なり、下地のボディーカラーの影響をうけます。
そのため、シルクスクリーン印刷をイメージしているような方には、 印刷が薄く感じられる場合もございますが、インクジェットの特性です ので予めご了承ください。
抜染プリント
抜染プリントとは、従来のボディーに色を載せるプリント形式に対して、特殊な薬品をプリントすることによりボディーから色を抜く手法のことです。
ただし、色が抜けるといっても完全な白になるわけではありません。抜染プリント単体で使用することもありますが、多くはダイレクトインクジェットプリントを濃色ボディーに載せるための下敷きとしてプリントされます。
ただし、抜染で完全な白になるわけではありませんので、インクジェットプリントの色も白地に印刷するより黄味がかった若干沈んだ色合いになります。
また、インクの性質上、水洗い後の出荷が義務付けられています。
こうしたことから、Hoimiでは一部の商品を除き、抜染プリントは行っておりません。
その他加工
Hoimiでは、上記以外にも以下のようなプリントおよび装飾を行うことがあります。
1. シルクスクリーンプリント
一番スタンダードなプリント手法で、堅牢度・発色に優れています。Hoimiでは、オンデマンド印刷という性質上、使用しておりません。
2. ラインストーン
熱圧着により、布地に直接貼り付けます。平面的なプリントにインパクトを与えることができます。現在は使用しておりません。

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